良い花は後から。意味は?前を向ける言葉を信じて咲かせよう

なぜでしょう、春が近くなると切なくなるのは。
新年が過ぎ、身の振り方、生き方を考え転職や再出発を考え実行する人も多く、桜の季節は別れも多いように感じます。今日は、ちょっと気になる言葉の、良い花は後からについて書こうと思います。

思い立ったが吉日。それだけでは動けないのは悪くない

思い立ったが吉日という言葉を目に、耳にしますよね。何かやりたいと思った時に、年齢や環境を考えるのは当然ですが、それが足枷になっていないか、考えることが自分自身あります。

新しく始めたい気持ちがあるのに、できない理由探し。それって失敗したときの言い逃れ保険。これは誰かに対してではなく、自分に対してです。甘ったれてるなと、自分に対して感じることは多々あります。

だって、〇〇だから。
どうせ〇〇だから。

振り返ってみると、そうやって卑屈になってスタートを切れていないことが、多かったと反省をしております。けれど、そう思うことは悪いことなのでしょうか。なるべく口にしたくない言葉なので、喉すれすれで飲み込んでいる人もいるでしょう。

自分が伴う責任、頑張ってきたこれまでのこと。すべてが、自分を作る要素で、今日までのstoryです。それを思い立ったが吉日の一言で、動き出せる勇者は少ないのではないでしょうか。

身動きができない、どうしたらいいのだろうか。そう考え、不安になり、消去法で理由探しをするのは、今まで一生懸命に生きてきた自分と向き合うことの一つだと考えています。ただ、何かを変えたい、行動を起こしたいと感じた瞬間こそが吉であり、その日が大発見をした吉日であることには変わりないと思っています。

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どんなに水やりをしても息吹のタイミングがある

一つの物事を真摯に見つめ努力を続けている人も多くいらっしゃると思います。仕事なのか、芸術的なプロフェッショナルなのかノーベル賞レベルの大発見なのか、趣味なのか、人それぞれですよね。

物事の達成と成功のグラフがあるならば、私も見たいと思います。こんなに頑張っているのに、どうしてうまくいかないんだろうと感じること、ありますよね。

同じ成功法を行い、同じように努力し、何なら自分の方が頑張っているのに、どうして結果が出ないのか。悔しさと悲しさでいっぱいになる日もあったりします。

それは、花でも同じですよね。日向と日影があり、いくら本人が努力しても不可抗力な環境もある。会社や社会は、それが露になる場所かも知れません。けれどそれも視点を変えれば、言い訳の一つと辛辣な意見もごもっとも。

ただ一つ言えるのは、タイミングがあるということ。どんなにお日様に当たっても、毎日水やりをしても、息吹くタイミングがあると思っています。それがいつなのかは、誰にも分かりません。

だから水やりを毎日したから、毎日血みどろを吐くほど自分を律して努力をしたから、自分をとことん追い詰めていれば花が咲くというわけではないと思います。もちろん努力は大切ですが、タイミング・最適な時期。咲くときが、きっとくる。そう信じています。

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待ちに待った、良い花は後から。きっと。

桜もそうですよね。日本中の人々が、天気予報の際に流れる桜の開花予想をチェックし、毎日、今日か明日かと胸を躍らせる。せめて、自分の花と大切な人の花が開くことをと信じていたいなと思います。

種の殻の硬さ、殻を突き破り、重い土の中から芽を出す。真っすぐ空へ向かって伸びていく。殻の硬さも土の重さも人それぞれです。

時には、地中の虫から身を守らないとなりませんし、やわらかな芽を、大きく手を伸ばした葉を食べられないように注意も必要です。冷たく強い雨も、灼熱の太陽の日差しも絶えなくてはなりません。

大切なのは、息吹を待ち、花が咲くことを信じて前を見て、自分に水やりをしてあげることなのではないでしょうか。生きているといろいろなことがありますよね。けれど、きっと大丈夫。

咲く時が来たら、しっかり花は開きます。先に咲いた花より、たくましく。後から咲いた花の方が、根も茎も太く。あなただけの色彩で、きっと愛らしくも力強く。

後から咲いた花。良いじゃないですか。待った分だけ、きっと素敵な花が咲く。それを信じて、水やりをしましょう。明日は誰かの花が咲きます。開花を喜べる人でありたいと思い、自分にもお水をあげたいと思います。皆さんの花は、どんな色で開くのでしょうか、楽しみですね。

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